トップ
>
火塵
ふりがな文庫
“火塵”の読み方と例文
読み方
割合
かじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かじん
(逆引き)
ほか楠木や名和の隊も突進してゆき、攻守入りみだれて、炎の下のたたかい半日余、たそがれにはもうそこは無残な
火塵
(
かじん
)
の広場だった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
転
(
まろ
)
びつ、お千絵を抱えた万吉と、お綱の姿だけは、渦まく
火塵
(
かじん
)
を泳ぎぬけて、裏門の外へ出たらしいが、ああ、遂に、乳母のおたみだけは
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
事実、なお中に踏み止まって、
彼方此方
(
かなたこなた
)
と駆けている者は、時には煙に
咽
(
む
)
せ、時には
火塵
(
かじん
)
をかぶっていた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
火塵(かじん)の例文をもっと
(4作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒
検索の候補
火星塵