とゞこほり)” の例文
旧字:
かくて兎も角も其夜となり、式どもとゞこほりなく相済み、さて嫁女と共にねやに入るに、の嫁女奈美殿、屏風の中にひれ伏してシミ/″\と泣き給ふていなり。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)