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満座
ふりがな文庫
“満座”の読み方と例文
旧字:
滿座
読み方
割合
まんざ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんざ
(逆引き)
夫人は、これだけのムードを事もなげな経過ぶりで
満座
(
まんざ
)
のなかに行われたのであります。そして
石井柏亭
(
いしいはくてい
)
と平気で談笑して
居
(
お
)
られました。
女性の不平とよろこび
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
報
(
しら
)
せるべきことをわざと報せなかったり、いろいろ不都合が生じて、そのたびに喬之助が
満座
(
まんざ
)
のなかで
辱
(
はず
)
かしめられて来たのは、むしろ当然と言ってもよかった。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
放屁のたびに、
満座
(
まんざ
)
の小坊主はどッとばかりにどよめいた。手をうつ者もあり、鼻をつまむ者もあり、耳に
蓋
(
ふた
)
する者もあれば、さては矢庭にかたえの人の鼻をつまんで
捩
(
ね
)
じあげる者もあった。
閑山
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
満座(まんざ)の例文をもっと
(3作品)
見る
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“満”で始まる語句
満
満更
満足
満腔
満洲
満々
満潮
満干
満天星
満山
“満座”のふりがなが多い著者
林不忘
岡本かの子
坂口安吾