“湯前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆまえ50.0%
ゆのまえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱海の湯前ゆまえ神社で出会った時の相良金吾さがらきんごのことばが、そッくり釘勘の口から万太郎に伝えられたことも言うまでもありません。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ある日は、次郎をつれ、紅緒べにおの草履にひもをつけて、湯前ゆまえの神から日金ひがねの山へのぼッてゆく。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今から三十年あまり以前、肥後の東南隅の湯前ゆのまえ村の奥、日向の米良めらとの境の仁原山に、アンチモニイの鉱山があった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)