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渓谷
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たに
ふりがな文庫
“
渓谷
(
たに
)” の例文
旧字:
溪谷
山中には
三水
(
さんすい
)
と唱える
金性水
(
きんせいすい
)
、
竜毛水
(
りゅうもうすい
)
、
白毛水
(
はくもうすい
)
の清泉が湧き、五つの
瀑布
(
たき
)
と八つの
丘嶽
(
おか
)
とまた八つの
渓谷
(
たに
)
とがあって、
孰
(
いず
)
れも奇観だ。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
この
時代
(
ころ
)
のお茶の水といえば、樹木と藪地と
渓谷
(
たに
)
と川とで、
形成
(
かたちづく
)
られた別天地で、都会の中の森林地帯であった。
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
まだ
渓谷
(
たに
)
には雪があったが、南へ向っている傾斜の崖には、朽葉の下から
蕗
(
ふき
)
や若菜がわずかに
萌
(
も
)
え出ていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この
幸
(
さち
)
ある
渓谷
(
たに
)
をさまよいし人々は
アッシャー家の崩壊
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
西南へ下れば天龍峡となり、東北へ行けば、金森山と卯月山との大
渓谷
(
たに
)
へ出るという郷で、その二つの山の間から流れ出て、天龍川へ注ぐ法全寺川が、郷の南を
駛
(
はし
)
っていた。
鸚鵡蔵代首伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
その低き
渓谷
(
たに
)
に
御身
(
おんみ
)
と逢わむ
しめしあわせ
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
緑いと濃きわれらが
渓谷
(
たに
)
に
アッシャー家の崩壊
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
渓
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
“渓谷”で始まる語句
渓谷性金剛石土