“渋合羽”の読み方と例文
読み方割合
しぶがっぱ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜の潮風を察してひっかけてきた渋合羽しぶがっぱの前をはだけ、二本の毛脛けずねを立てながら、そこで、スパリと一服吸っていると、向うの屋台うどんの床几に、編笠をかぶったひとりの浪士と
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
手拭てぬぐいに髪をくるんだ若い女と、渋合羽しぶがっぱにまんじゅう笠をかざした仲間ちゅうげん
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)