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深情
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ふかなさ
ふりがな文庫
“
深情
(
ふかなさ
)” の例文
芦簾
(
あしすだれ
)
の雪を払って、家へ入って来るなりそう呼んだ。ところが兄は見えず、出て来たのは、いつもの
深情
(
ふかなさ
)
けな
嫂
(
あによめ
)
の金蓮だけ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いわゆる悪女の
深情
(
ふかなさ
)
けと称するのであろうと、かなり
面皮
(
めんぴ
)
の厚い孫兵衛も、ふたりの手前、処女みたいに赤くなったが、「う……なに、今少々、
解
(
げ
)
せぬ女について、問い
糺
(
ただ
)
しているところなんだ」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“深情”の意味
《名詞》
深 情(しんじょう)
深く相手を思う気持ち。
(出典:Wiktionary)
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深々
深沈