“海膽”の読み方と例文
新字:海胆
読み方割合
うに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またその珊瑚礁の間には眞黒な海鼠がくつ附いてゐたり、海膽うにのやうなものがへばり附いてゐたり、又大きな五本の指を伸したひとでが赤い腹を見せて這つてゐたりする。
南太平洋科学風土記 (旧字旧仮名) / 海野十三佐野昌一(著)
この動物では先づ(一)海膽うに海盤車ひとで類に四五種ある。サラシンがセイロン島附近で觀察したところによれば、一つの海膽の表面に三毛から六毛位の大さの點々が一千乃至二千個も光つてゐた。
光る生物 (旧字旧仮名) / 神田左京(著)
濡髮長き海藻かいさうや、珊瑚、海膽うにこけまでも
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)