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浪除杭
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なみよけぐい
ふりがな文庫
“
浪除杭
(
なみよけぐい
)” の例文
□「
浪除杭
(
なみよけぐい
)
に
打付
(
ぶっつ
)
かった
溺死人
(
どざえもん
)
は娘の土左衛門で小紋の紋付を着て紫繻子の腹合せの帯を締めて居る、
好
(
い
)
い女だが
菰
(
こも
)
を
船子
(
ふなこ
)
が掛けてやった」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
小三郎は左様な事とは知らず、杖に
縋
(
すが
)
って土橋を渡り、仲木場の方の曲り角の
柵矢来
(
さくやらい
)
の処まで来ますると、ドブリ/″\と
浪除杭
(
なみよけぐい
)
へ打ち附ける潮の音が聞えまする。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
友「
此処
(
こゝ
)
はねえ
浪除杭
(
なみよけぐい
)
が打ってあって、杭の内は浅いから外へ飛込まなければならんが飛べるかえ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
除
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
杭
漢検準1級
部首:⽊
8画
“浪”で始まる語句
浪
浪花節
浪華
浪漫的
浪花
浪速
浪打際
浪漫
浪人
浪費