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活栓
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かっせん
ふりがな文庫
“
活栓
(
かっせん
)” の例文
全身をめぐって来た大静脈の血液を
喞筒
(
ポンプ
)
の中へ受取り、これを
活栓
(
かっせん
)
によって大動脈に送り出すという極めて簡単な原理で人工心臓が出来上ります。
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
活栓
(
かっせん
)
と針を手早く添えて、中味の液体をシーソー式に動かすと、薬の残りを箱の中の瓶に返して、右手にアルコールを
涵
(
ひた
)
した脱脂綿と、
万創膏
(
ばんそうこう
)
を持ちながら薬局を出て来た。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
彼女は、薬缶の口から、ポンプの
活栓
(
かっせん
)
のところへ熱湯を注ぎこんで、ポンプの
梃子
(
てこ
)
を押しはじめた。この数日来そうしないと、活栓がすっかり円筒の中で氷りついていて、びくとも動かぬのだった。
誰が何故彼を殺したか
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
“活栓”の意味
《名詞》
配管などの途中に設置し、中を通る流体を止めたり、調節するための弁。コック。
(出典:Wiktionary)
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
栓
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
“活”で始まる語句
活
活溌
活々
活計
活動
活花
活人形
活物
活気
活字