“かっせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
合戦85.0%
活栓15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いざ合戦かっせんという場合には非常に強かろうと想像して、なるべくネパール国の歓心を買うようにして居る場合であるからです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「えゝ、今日こんにちのように合戦かっせんの忙しいときは、いろ/\お手伝いをいたしますものですから、櫓の上や御門のきわまでも出て行くことがございます」
彼女は、薬缶の口から、ポンプの活栓かっせんのところへ熱湯を注ぎこんで、ポンプの梃子てこを押しはじめた。この数日来そうしないと、活栓がすっかり円筒の中で氷りついていて、びくとも動かぬのだった。
誰が何故彼を殺したか (新字新仮名) / 平林初之輔(著)