洞察みぬか)” の例文
川へながしたるに女の首のみやなぎえだとまりたるは則ちえんも引ものか左右とかくあやしき所なり必定ひつぢやう此公事は願人共の不筋ふすぢならんと流石さすが明智めいち眼力がんりき洞察みぬかれしこそ畏こけれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
言掛りなりとて打擲をうけ事柄ことがら相反すと雖も各自おの/\邪正じやしやう洞察みぬかれし裁許天晴明斷と言つべし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)