“洞察力”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
どうさつりょく90.9%
どうさつりよく9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし実際この修道院の寄宿舎を出たばかりの少女は、ある微妙な洞察力どうさつりょくをもって話をし、時々真実なみごとな言葉を発した。
彼らの中の古老は気象学者のまだ知らない空の色、風の息、雲のたたずまい、波のうねりの機微なる兆候に対して尖鋭せんえいな直観的洞察力どうさつりょくをもっている。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
民衆の人たる深い洞察力どうさつりょくをもって、われわれが今日|民族観念と呼ぶところのものを心の中にはぐくんでいた。
彼はこれまでについでながらここにいる一人一人の洞察力どうさつりょく、弱点、気まぐれなどを知っていた。
火夫 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
そのために、彼の知恵には多少の訴訟癖が加わり、彼の素朴さには多少の洞察力どうさつりょくが加わった。
愚直さうな友吉は、自己中心に物を考へないだけに、案外鋭い洞察力どうさつりよくを持つて居さうでもありました。