“洞口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほらぐち50.0%
ほらのくち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また洞の外には累々たる白骨の、うずたかく積みてあるは、年頃金眸が取りくらひたる、鳥獣とりけものの骨なるべし。黄金丸はまづ洞口ほらぐちによりて。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
そもかの金眸大王が洞は、麓を去ること二里あまり、山を越え谷をわたること、その数幾つといふことを知らねど。もし間道より登る時は、わずか十町ばかりにして、その洞口ほらのくちに達しつべし。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)