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泣面
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なきづら
ふりがな文庫
“
泣面
(
なきづら
)” の例文
「そんなことはどうでもいいッ。今に見ろ、わがフーラー博士は、きっときっと復讐をするぞ。その時になって
泣面
(
なきづら
)
をするなッ。」
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
あけてくれるぞ。笑っとけ、畜生、笑っときやがれ! 一時間とたたねえうちに、手前らは笑う
反対
(
はんてえ
)
に
泣面
(
なきづら
)
をかくんだ。死ぬ奴は運のいい奴だぞ。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
「泣いてるな。これ貴様も、
苗字帯刀
(
みょうじたいとう
)
許されの家に生れた男ではないか、
泣面
(
なきづら
)
かかずと
潔
(
いさぎよ
)
く申し上げてしまえ」
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
相憐
(
あひあはれ
)
んで曰く
泣面
(
なきづら
)
に
蜂
(
はち
)
とは其れ之を
云
(
い
)
ふ乎と、午後五時井戸沢山脈中の一峯に
上
(
のぼ
)
り
露宿
(
ろしゆく
)
を
取
(
と
)
る、高四千五百尺、
顧
(
かへり
)
みれば前方の山脈其
中腹
(
ちうふく
)
の
凹所
(
わうしよ
)
に白雪を堆くし、皚々眼を射る
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
泣
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“泣面”で始まる語句
泣面化粧