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法嗣
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ほうし
ふりがな文庫
“
法嗣
(
ほうし
)” の例文
ところがその翌年、大徳寺において
玉室
(
ぎょくしつ
)
の
法嗣
(
ほうし
)
正隠
(
せいいん
)
を出世せしめたので、幕府は厳重その非違を
譴責
(
けんせき
)
した。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
了善上人には
御連合
(
おつれあい
)
も先年
寂滅
(
じゃくめつ
)
なされ、
娘御
(
むすめご
)
お一人御座候のみにて、
法嗣
(
ほうし
)
に立つべき男子なく、遂に愚僧を
婿養子
(
むこようし
)
になされたき由申出され候
中
(
うち
)
、急病にて
遷化
(
せんげ
)
遊ばされ候。
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
大淵は、
花園妙心寺統
(
はなぞのみょうしんじとう
)
の
天猷門下
(
てんゆうもんか
)
で、
丹後田辺
(
たんごたなべ
)
に大泉寺を開いた戦国の
傑僧
(
けっそう
)
琢堂
(
たくどう
)
の
法嗣
(
ほうし
)
の一人であった。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“法嗣”の意味
《名詞》
(仏教)師から仏法の伝統を受け継ぐ跡取り。
(出典:Wiktionary)
“法嗣”の解説
法嗣(ほうし、はっす)は、師匠の教えを受け継いだ人のこと。
師資相承(ししそうしょう)により、師から仏の法と印可を継承し、またその法を後の弟子に伝える人。仏法上の弟子。主に禅宗や密教で用いられる用語。禅宗では「はつす」あるいは「はっす」と読む。また「ほっし」と読む場合もある。
(出典:Wikipedia)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
嗣
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
“法”で始まる語句
法衣
法
法螺
法度
法被
法華経
法体
法師
法会
法華