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泅
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およ
ふりがな文庫
“
泅
(
およ
)” の例文
若し舟中の人にして、或は浪に打ち揚げられ、或は自ら
泅
(
およ
)
ぎ着きて、巖のはざまなどにあらんには、人に知られで飢渇の
苦艱
(
くげん
)
を受けもやせん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
中にも利安は伊丹の町の銀屋をかたらつて、
闇夜
(
あんや
)
に番兵を欺き、牢屋の背後の
溜池
(
ためいけ
)
を
泅
(
およ
)
いで牢屋に入り、孝高に面會した。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
泅
(
およ
)
ぐあり。1500
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
いざ客人、船を待ち給はんは望なき事なり。我馬の尾に
縋
(
すが
)
りて
泅
(
およ
)
がんこともたやすからねば、鞍の半を分けて參らすべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
その頃露伴が予に
謂
(
い
)
うには、君は好んで人と議論を闘わして、ほとんど百戦百勝という有様であるが、善く
泅
(
およ
)
ぐものは水に
溺
(
おぼ
)
れ、善く
騎
(
の
)
るものは馬より
墜
(
お
)
つる
訣
(
わけ
)
で、
早晩
(
いつか
)
一の大議論家が出て
鴎外漁史とは誰ぞ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
舟人打ち
微笑
(
ほゝゑ
)
みて、そは昔の名なり、三とせ前の事なりしが、獨逸の畫工二人ありて
泅
(
およ
)
ぎて穴の内に入り、始てその景色の美を語りぬ、その畫工はフリイスとコオピツシユとの二人なりきと云ひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
泅
漢検1級
部首:⽔
8画