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河勝
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カハカツ
ふりがな文庫
“
河勝
(
カハカツ
)” の例文
飛鳥の都の始めの事、富士山の麓に、
常世神
(
トコヨガミ
)
と言ふのが現れた。
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
の
対治
(
タイヂ
)
に会ふ迄のはやり方は、すばらしいものであつたらしい。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
の壺・桃太郎の桃・
瓜子姫子
(
ウリコヒメコ
)
の瓜など皆、水によつて漂ひついた事になつてゐる。だが此は、常世から来た神の事をも含んであるのだ。
若水の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
人形が古代になかつたと言ふ様な、漠とした気分を起させる原因は、其最初の製作と演技が、聖徳太子・
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
に附会せられて居る為である。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
が世人から謳はれた「神とも神と聞え来る常世の神」を懲罰した其事件の本体なる常世神は、長さ四寸程の緑色で、黒い斑点のあつた虫だつたとある。
古代生活の研究:常世の国
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
聖徳太子と相並んで、日本の民間芸術の始めての着手者と考へられて来た
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
は、伝説的に潤色せられたところの多い人である。昔、三輪川を流れ下つた甕をあけてみると、中から子どもが出た。
桃の伝説
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
勝
常用漢字
小3
部首:⼒
12画
“河”で始まる語句
河岸
河
河童
河内
河豚
河原
河鹿
河馬
河水
河獺