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沒分曉漢
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わからずや
ふりがな文庫
“
沒分曉漢
(
わからずや
)” の例文
新字:
没分暁漢
救ふ
可
(
べか
)
らざる
沒分曉漢
(
わからずや
)
は別として、多少なりとも文藝の作品に親しみを持つ人は、その主義や趣味の相違から
慊
(
あきた
)
らず思ふ點はあるに違ひ無いが
貝殻追放:011 購書美談
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
『好し、好し、今歸つてやるよ。僕だつて然う
沒分曉漢
(
わからずや
)
ではないからね、先刻御承知の通り。處でと——』と、腕組をして
凝乎
(
ぢつ
)
と考へ込む態をする。
札幌
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
お
前
(
まへ
)
はそんな
事
(
こと
)
を
云
(
い
)
つて、
胡麻化
(
ごまくわ
)
すんだ。
屹
(
きつ
)
と
仲買
(
なかがひ
)
して
歩
(
ある
)
くんだらうと、いや、はや、
沒分曉漢
(
わからずや
)
の
親分
(
おやぶん
)
※
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
寢たい時には寢て、起きたい時には起きて、北川のやうな機械的に時間に縛られて
齷齪
(
あくそく
)
しなくつてもいゝのだから。……藝術家の不規則な
生活
(
くらし
)
を責めるのは
沒分曉漢
(
わからずや
)
よ。私始終さう思つてゐるの。
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
兎に角自分は自分の近親者の中に、かういふ
沒分曉漢
(
わからずや
)
の居ない事を希望する。
貝殻追放:007 愚者の鼻息
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
沒
部首:⽔
7画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
曉
部首:⽇
16画
漢
常用漢字
小3
部首:⽔
13画
“沒分曉”で始まる語句
沒分曉
沒分曉的