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江藤
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えとう
ふりがな文庫
“
江藤
(
えとう
)” の例文
岩倉大使一行の帰朝、征韓論の破裂、政府の分裂、西郷以下多くの薩人の帰国、参議
副島
(
そえじま
)
、
後藤
(
ごとう
)
、
板垣
(
いたがき
)
、
江藤
(
えとう
)
らの辞表奉呈はその結果であった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
少女は此二階家の前に来ると
暫時
(
しばら
)
く
佇止
(
たちどま
)
って居たが、窓を見上げて「
江藤
(
えとう
)
さん」と小声で呼んだ、窓は少し
開
(
あい
)
ていて、薄赤い光が煤に
黄
(
きば
)
んだ障子に映じている。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
この降るのに
訪
(
たず
)
ねて来て、中二階の三段目から『時田!』と首を出したのは
江藤
(
えとう
)
という
画家
(
えかき
)
である、時田よりは四つ五つ年下の、これもどこか
変物
(
へんぶつ
)
らしい顔つき
郊外
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
此二人の少女は共に
東京電話交換局
(
とうきょうでんわこうくわんきょく
)
の交換手であって、主人の少女は
江藤
(
えとう
)
お
秀
(
ひで
)
という、客の少女は
田川
(
たがわ
)
お
富
(
とみ
)
といい、交換手としては
両人
(
ふたり
)
とも老練の方であるがお秀は局を勤めるようになった以来
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
藤
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
“江藤”で始まる語句
江藤新平
江藤新作