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永病
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ながわずら
ふりがな文庫
“
永病
(
ながわずら
)” の例文
木賃宿でひどい
永病
(
ながわずら
)
いをやった
揚句
(
あげく
)
、大阪から影を隠したかれは、やがて、岡崎
田圃
(
たんぼ
)
のかまぼこ小屋に
死霊
(
しりょう
)
と世間におびえた目をして、ものうげに倒れていた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その結果深良家の財産は乙束区長が保管する事になったが、それでも、すこし良くなりかけた区長の病気が、一知の死後にブリ返して来て、泣きの涙のまま
永病
(
ながわずら
)
いの床に就いてしまった。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
永
常用漢字
小5
部首:⽔
5画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
“永”で始まる語句
永劫
永
永久
永遠
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永代橋
永年
永禄
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永井荷風