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氷餅
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こおりもち
ふりがな文庫
“
氷餅
(
こおりもち
)” の例文
六月朔日を氷室の節といい、西の丸では、富士氷室の御祝という儀式があり、大奥、御台所は伺候の大小名に祝いの
氷餅
(
こおりもち
)
をくださる。
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
お庄らは田舎から持って来た
干栗
(
ほしぐり
)
や、
氷餅
(
こおりもち
)
の類をさも珍しいもののように思って
悦
(
よろこ
)
んだ。正月にはお庄も近所の子供並みに着飾って、
羽子
(
はね
)
など突いていたが、そのころから父親は時々家をあけた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「
罐詰
(
かんづめ
)
でしたらかりんに
蜂
(
はち
)
の子、それに
高野
(
こうや
)
豆腐だの
氷餅
(
こおりもち
)
だの。」
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“氷餅”の解説
氷餅(凍り餅、こおりもち)とは、餅を水に浸して凍らせたものを寒風に晒して乾燥させた保存食。別名は干し餅(ほしもち)、凍み餅(しみもち)、凍み氷(しみごおり)。各地の生産量は減少の一途を辿っている。
(出典:Wikipedia)
氷
常用漢字
小3
部首:⽔
5画
餅
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“氷”で始まる語句
氷
氷柱
氷嚢
氷雨
氷室
氷川
氷山
氷罅
氷島
氷見