水渋ソブ)” の例文
旧字:水澁
その頃、国原の水は、水渋ソブ臭く、ツチ濁りして、日のみ子さまのおしのシロカナひません。テンの神高天タカマ大御祖オホミオヤ教へ給へと祈らうにも、国ナカは国低し。山々もまんだテン遠し。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)