“気萎”の読み方と例文
読み方割合
きな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つ、蹴る、払う。虎の戦法はこう三つを奥の手とする。そのすべてがかないとなると、さしもの獣王も気萎きなえをするものだとか。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時間が経つに従って、一ツ橋勢が益〻気負い、七福神組がそれに反し、気萎きなえするのは当然と云えよう。
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)