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気泡
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きほう
ふりがな文庫
“
気泡
(
きほう
)” の例文
そして小さな細かい
気泡
(
きほう
)
が、
茶碗
(
ちやわん
)
の表面に浮びあがり、やがて周囲の
辺
(
へり
)
に寄り集つた。その時私はまた一つの角砂糖を壺から出した。
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
油ぎった水面に河底から立ちのぼる
気泡
(
きほう
)
のように、呼び合う声、口笛の音、無頼漢の叫び声などが、その群集のどよめきを貫いて響き渡り、群集の幾層もの厚みを示していた。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
しかし船は少しも水のなかへ沈みそうではなく、
気泡
(
きほう
)
のように波の上を
掠
(
かす
)
り飛ぶように思われるのです。その右舷は渦巻に近く、左舷にはいま通ってきた
大海原
(
おおうなばら
)
がもり上がっていました。
メールストロムの旋渦
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
“気泡”の意味
《名詞》
気泡(きほう)
液体、固体の中の空気を含む泡。
(出典:Wiktionary)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
泡
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高