トップ
>
気儘
>
きまゝ
ふりがな文庫
“
気儘
(
きまゝ
)” の例文
旧字:
氣儘
煎餅
(
せんべい
)
のやうな生木の薄いバラック旅館が、いくつも建ちかけてゐた。
気儘
(
きまゝ
)
放題に家が建ち並んでゐる。
市場
(
マァケット
)
あり小料理屋あり。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
一人娘ゆえ秘蔵に致し
気儘
(
きまゝ
)
に遊ばして置きましたが、日暮方から羽根を突きに往って帰りません。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「六代目はああいふ
気儘
(
きまゝ
)
つ
児
(
こ
)
だから……」梅幸は
蓮葉
(
はすは
)
らしく
立膝
(
たてひざ
)
の上で
長煙管
(
ながきせる
)
をくるくる廻した。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
許せ、我が
斯
(
か
)
かる
気儘
(
きまゝ
)
を。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
まだ
其様
(
そん
)
なことを云うか、手前は
五分試
(
ごぶだめ
)
しにもせにアならん奴だ、うゝん……よく考えて見よ、
先
(
まず
)
奥方さま御死去になってから、お秋の方の
気儘
(
きまゝ
)
気随
(
きずい
)
神原兄弟や手前達を引入れ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
儘
漢検準1級
部首:⼈
16画
“気儘”で始まる語句
気儘頭巾
気儘勝手
気儘放題
気儘気随