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毮
ふりがな文庫
“毮 ”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むし
87.5%
も
9.7%
む
1.4%
へ
0.7%
もぎ
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むし
(逆引き)
毮
(
むし
)
り破られることは言う迄もない。大抵の場合、衣類を
悉
(
ことごと
)
く毮り取られて
竟
(
つい
)
に立って歩けなくなった方が負と判定されるようである。
南島譚:02 夫婦
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
毮 (むし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
も
(逆引き)
そして子供たちのお馴染になつてゐる旅館の娘さんが停車場までもつて来てくれた、木から
毮
(
も
)
ぎ立ての水蜜桃を子供たちに食べさせた。
青い風
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
毮 (も)の例文をもっと
(14作品)
見る
む
(逆引き)
千登世は朝髮を
梳
(
す
)
く時ぬけ毛を束にして涙含み乍ら圭一郎に見せた。事實、彼女の髮は痛々しい程減つて、添へ毛して七三に撫でつけて
毳
(
むくげ
)
を引き
毮
(
む
)
しられた小鳥の肌のやうな隙間が見えた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
毮 (む)の例文をもっと
(2作品)
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へ
(逆引き)
私の心はもうたつた一つの場所にばかり住んでゐて、
磨
(
す
)
り
毮
(
へ
)
らされてゐます——
錆
(
さ
)
びた釘のやうに腐蝕してゐるのです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
毮 (へ)の例文をもっと
(1作品)
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もぎ
(逆引き)
リボンで帯につけていたエヷァーシャープを彼女は振り廻したのであったがそれが環のところから
毮
(
もぎ
)
れてどこへか行ってしまった。
未開な風景
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
毮 (もぎ)の例文をもっと
(1作品)
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毮
部首:⽑
11画
“毮 ”のふりがなが多い著者
谷譲次
徳田秋声
小栗虫太郎
山本周五郎
吉川英治
泉鏡花
鈴木三重吉
林不忘
泉鏡太郎
中島敦