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毒害
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どくがい
ふりがな文庫
“
毒害
(
どくがい
)” の例文
しかし悪人の
毒害
(
どくがい
)
だけはお見破りになることは出来ますまい。ところがその指環のダイアモンドは毒薬の気を感じさへすれば、忽ちまつ黒に変つてしまひます。
三つの指環
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私も近頃は、ジリジリ
毒害
(
どくがい
)
されて居るに違ひありませんので、念のために私の部屋の敷居にも置いて見ましたが、矢張り私の部屋の敷居の豆も動いて居たので御座います。
銭形平次捕物控:168 詭計の豆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
毒害
(
どくがい
)
しようという
肚
(
はら
)
でした
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
花苑
(
はなぞの
)
に何者か
毒害
(
どくがい
)
せらる。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
「お神さん、そいつは間違ひだぜ。吉三郎は
河豚
(
ふぐ
)
で死んだんぢやねえ、立派に
毒害
(
どくがい
)
されたんだ」
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
勇次郎の死骸は、殺し方があんまり念入り過ぎたので、
毒害
(
どくがい
)
したのを
銭形平次捕物控:113 北冥の魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“毒害”の意味
《名詞》
毒 害(どくがい)
毒を飲ませて殺すこと。
(出典:Wiktionary)
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
害
常用漢字
小4
部首:⼧
10画
“毒”で始まる語句
毒
毒蛇
毒瓦斯
毒気
毒々
毒舌
毒口
毒吐
毒蛾
毒水