“毒害”の読み方と例文
読み方割合
どくがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし悪人の毒害どくがいだけはお見破りになることは出来ますまい。ところがその指環のダイアモンドは毒薬の気を感じさへすれば、忽ちまつ黒に変つてしまひます。
三つの指環 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
私も近頃は、ジリジリ毒害どくがいされて居るに違ひありませんので、念のために私の部屋の敷居にも置いて見ましたが、矢張り私の部屋の敷居の豆も動いて居たので御座います。
毒害どくがいしようというはらでした
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)