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母親殿
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おふくろどの
ふりがな文庫
“
母親殿
(
おふくろどの
)” の例文
母親殿
(
おふくろどの
)
は
頬板
(
ほゝツぺた
)
のふくれた、
眦
(
めじり
)
の
下
(
さが
)
つた、
鼻
(
はな
)
の
低
(
ひく
)
い、
俗
(
ぞく
)
にさし
乳
(
ぢゝ
)
といふあの
毒々
(
どく/″\
)
しい
左右
(
さいう
)
の
胸
(
むね
)
の
房
(
ふさ
)
を
含
(
ふく
)
んで、
何
(
ど
)
うして
彼
(
あれ
)
ほど
美
(
うつく
)
しく
育
(
そだ
)
つたものだらうといふ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
母親殿
(
おふくろどの
)
は
頬板
(
ほおっぺた
)
のふくれた、
眦
(
めじり
)
の下った、鼻の低い、俗にさし
乳
(
ぢち
)
というあの毒々しい左右の胸の房を含んで、どうしてあれほど美しく育ったものだろうという。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“母親”で始まる語句
母親
母親思
母親様