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殴
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どや
ふりがな文庫
“
殴
(
どや
)” の例文
旧字:
毆
どうだ/\いわなけりゃア
土性骨
(
どしょうぼね
)
を
殴
(
どや
)
して飯を吐かせるぞ、白状すれば、命は助けて遣るというたら、痛いから白状するに違いない
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ああ、それじゃあ指せないってんだな、悪党! 自分の方に勝味がないものだから、それで指さないんだな! さあ、こいつを
殴
(
どや
)
しつけろ!」
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
まごまごしているうちに、おれは棍棒で
強
(
したた
)
か頸筋を
殴
(
どや
)
された。瞬間、もう駄目だと
観念
(
おも
)
ったね。何しろ突然なので、君等を呼ぶどころか、
衣嚢
(
かくし
)
から
短銃
(
ピストル
)
を抜く
隙
(
ひま
)
もなかったんだ。
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
彼は赫っとなって、我等の友セリファンを
殴
(
どや
)
しつけてくれようと思いながら、それでも相手が何を楯に弁解するだろうと、じりじりしながら待ち構えていた。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
花「なに云わなけりゃア脊骨を
殴
(
どや
)
して飯を
吐
(
はか
)
せても云わせるぞ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
「こいつを
殴
(
どや
)
しつけろ!」ノズドゥリョフはこう叫びながら、桜の
煙管
(
パイプ
)
を振りかざして、まるで難攻不落の城塞へでも攻め寄せるように、全身を火のようにほてらせて
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
拠
(
よんどころ
)
なくお
前
(
めえ
)
の脊骨を
殴
(
どや
)
して飯を吐かしても云わせにゃならん
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
殴
(
どや
)
しつけろ!」と彼は、ちょうど、向う見ずな蛮勇のために大会戦の時には、その手を扼して動かさないようにと特別な命令の出ることで有名になっている無鉄砲な中尉が大突撃の時
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
殴
常用漢字
中学
部首:⽎
8画
“殴”を含む語句
殴打
打殴
殴倒
殴殺
引殴
横殴
横面殴
殴付
殴合
殴打擲
殴曲
殴返
殴飛