“死枯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
シニガ60.0%
しにが40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其が次第にヒロガつて、過ぎた日の樣々な姿を、短い聯想の紐に貫いて行く。さうして明るい意思が、彼の人の死枯シニガれたからだに、再立ち直つて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
其が次第にヒロガつて、過ぎた日の樣々な姿を、短い聯想の紐に貫いて行く。さうして明るい意思が、彼の人の死枯シニガれたからだに、再立ち直つて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
其が次第にひろがつて、過ぎた日の様々な姿を、聯想の紐に貫いて行く。さうして明るい意思が、彼の人の死枯しにがれたからだに、再び立ち直つて来た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其が次第にひろがって、過ぎた日の様々な姿を、短い聯想れんそうひもに貫いて行く。そうして明るい意思が、彼の人の死枯しにがれたからだに、ふたたび立ち直って来た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)