“死声”の読み方と例文
読み方割合
しにごえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見る内に、額にたらたらとと汗を流し、死声しにごえを振絞ると、あごから胸へあぶらを絞った……あのその大きな唇が海鼠なまこを干したように乾いて来て、舌がこわって呼吸いき発奮はずむ。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)