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死去
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なくな
ふりがな文庫
“
死去
(
なくな
)” の例文
お
母親
(
かあ
)
さんが早く
死去
(
なくな
)
り、お
父親
(
とう
)
さん一人きりになっている、その大切なお
父親
(
とう
)
さんの側に坐り込み、耳を澄ますのを習慣としていた。
猿ヶ京片耳伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
縫「有難う存じます、その親も
死去
(
なくな
)
りました、其の跡は職人が続いて法事をいたして、石塔や
何
(
なん
)
かを建てたいという心掛なので」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かねて平田に写真を見せてもらッて、その顔を知ッている
死去
(
なくな
)
ッたお
母
(
ッか
)
さんも時々顔を出す。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
段々それが嵩じてきたので、嫂さんが
死去
(
なくな
)
ると間もなく、モニカ嬢を連れて、南アフリカのナタールへ逃げていったのです。ルグナンシェはそれで始終ガスケルさんの後を追い廻していたのですよ。
日蔭の街
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
縫「親元は本郷春木町三丁目でございます、指物屋の岩吉と申します、其の娘の菊ですが、その菊が
死去
(
なくな
)
りましたんで」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
何かと世話のないように髪の毛だけでも江戸の親元へ参れば宜しゅうございますから、
殊
(
こと
)
に当人は火葬でも土葬でも
宜
(
よ
)
いと遺言をして
死去
(
なくな
)
りましたから
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
久留島さまと少々
御縁引
(
ごえんびき
)
であるから、
己
(
おら
)
ア
方
(
ほう
)
へ来るが
宜
(
え
)
えと引取られてるんだそうだが、御亭主も妹も去年お
死去
(
なくな
)
りなすって、久留島さまが引取って、小せえ
家
(
うち
)
へ
這入
(
へい
)
り
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“死去”の意味
《名詞》
死 去(しきょ)
人が死ぬこと。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
去
常用漢字
小3
部首:⼛
5画
“死去”で始まる語句
死去仕