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歴然
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くつきり
ふりがな文庫
“
歴然
(
くつきり
)” の例文
豐かな洗髮を肩から背に波打たせて、
眤
(
ぢつ
)
と川原に目を落して、これも烈しく胸を騷がせてゐる智惠子の
歴然
(
くつきり
)
と白い横顏を、吉野は不思議な花でも見る樣に眺めてゐた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
豊かな洗髪を肩から背に波打たせて、
眤
(
じつ
)
と川原に目を落して、これも烈しく胸を騒がせてゐる智恵子の
歴然
(
くつきり
)
と白い横顔を、吉野は不思議な花でも見る様に眺めてゐた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
恰度
(
ちやうど
)
鶴飼橋へ差掛つた時、円い十四日の月がユラ/\と姫神山の上に昇つた。空は雲
一片
(
ひとつ
)
なく穏かに晴渡つて、紫深く
黝
(
くろず
)
んだ岩手山が、
歴然
(
くつきり
)
と
夕照
(
せきせう
)
の名残の中に浮んでゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“歴然”の意味
《形容動詞》
明白なさま。
(出典:Wiktionary)
歴
常用漢字
小5
部首:⽌
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“歴”で始まる語句
歴々
歴
歴史
歴乎
歴代
歴山
歴史上
歴劫
歴訪
歴史年代