トップ
>
正躰
>
しょうたい
ふりがな文庫
“
正躰
(
しょうたい
)” の例文
彼はまじめで上品ぶった女を見ると、そのかぶっている皮を
剥
(
は
)
いで、
正躰
(
しょうたい
)
をあらわしてやりたいという、衝動を強く感じた。あらゆる「女」は女であった。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
中には
随分
(
ずいぶん
)
『
正躰
(
しょうたい
)
見たり
枯尾花
(
かれおばな
)
』というようなのもあります。
薄どろどろ
(新字新仮名)
/
尾上梅幸
(著)
「百姓のじじいみたようだが、いやに威厳があるじゃないか、ここの女あるじの
正躰
(
しょうたい
)
もわからないし、いったい甘利なんという
処
(
ところ
)
は、どこらへんにあるのかな」
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
躰
部首:⾝
12画
“正”で始まる語句
正
正午
正直
正面
正月
正気
正体
正鵠
正宗
正行