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歌口
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うたくち
ふりがな文庫
“
歌口
(
うたくち
)” の例文
横に、笛を構えて、
歌口
(
うたくち
)
を
潤
(
しめ
)
しているお菊ちゃんの形が、優雅で、
厳粛
(
げんしゅく
)
で、斧四郎も露八も芸妓たちも、
惚
(
ほ
)
れ
惚
(
ぼ
)
れと
眸
(
ひとみ
)
を彼女の顔にあつめていた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私どもが子供のころ、それを
歌口
(
うたくち
)
といっていた。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“歌口”の解説
歌口(うたぐち)とは、管楽器において、吹奏のために唇を当てる、もしくは口に咥える部分、つまり吹き口のこと。「唄口」と書くこともある。独立した部品であるか否かを問わない。
横笛の場合は、側面に開けられた穴のうち、唇に当てて息を吹き込む穴(吹き口、blow hole)のこと。尺八、リコーダー、ケーナのような縦笛の場合は、息を吹き込む管の上端部のこと。クラリネット、サクソフォーン、篳篥、オーボエ等のリード楽器においては口に咥える部分のこと。
(出典:Wikipedia)
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“歌”で始まる語句
歌
歌留多
歌舞伎
歌麿
歌妓
歌人
歌劇
歌舞伎座
歌曲
歌沢