“うたくち”の漢字の書き方と例文
語句割合
歌口100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横に、笛を構えて、歌口うたくちしめしているお菊ちゃんの形が、優雅で、厳粛げんしゅくで、斧四郎も露八も芸妓たちも、れとひとみを彼女の顔にあつめていた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私どもが子供のころ、それを歌口うたくちといっていた。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)