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欺罔
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たばかり
ふりがな文庫
“
欺罔
(
たばかり
)” の例文
僧
(
フラーテ
)
ゴミータといひ、萬の
欺罔
(
たばかり
)
の
器
(
うつは
)
なりき、その主の敵を己が手に收め、彼等の中己を
褒
(
ほ
)
めざるものなきやう彼等をあしらへり —八四
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
怒りを湛へしフレジアスのさま、さながら大いなる
欺罔
(
たばかり
)
に罹れる人のこれをさとりていたみなげくが如くなりき 二二—二四
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
夫れ
憎
(
にくみ
)
を天にうくる一切の邪惡はその
目的
(
めあて
)
非を行ふにあり、しかしてすべてかゝる目的は或は力により或は
欺罔
(
たばかり
)
によりて他を
窘
(
くるし
)
む 二二—二四
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
美しきクレメンツァよ、汝のカルロはわが疑ひを解きし後、我にその子孫のあふべき
欺罔
(
たばかり
)
の事を告げたり 一—三
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
後また多くの深き淵を傳ひてくだり、智の捕ふるを恐れざるばかりに
欺罔
(
たばかり
)
滿ちたる狐の
群
(
むれ
)
にあふ 五二—五四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
“欺罔”の意味
《名詞》
欺 罔 (ぎもう、きもう、きぼう)
欺き騙すこと
(出典:Wiktionary)
欺
常用漢字
中学
部首:⽋
12画
罔
漢検1級
部首:⽹
8画
“欺”で始まる語句
欺
欺瞞
欺騙
欺誑
欺詐
欺瞞者
欺撃
欺討
欺僞
欺弄