“欅作”の読み方と例文
読み方割合
けやきづく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天井から「えびす」または「大黒だいこく」と呼ぶ欅作けやきづくりの大きな釣手つりてを下げ、それに自在じざいを掛けます。そのかぎの彫りに実に見事なものがあります。好んで水にちなんだものや、吉祥のしるしを選びます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
この田舎家の木口というものが大まかな欅作けやきづくりで、かんなのはいっていない、手斧ちょうなのあとの鮮かなところと、桁梁けたはり雄渾ゆうこん(?)なところとを見ても、慶長よりは古くなく、元禄よりも新しくない
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)