“欅平”の読み方と例文
読み方割合
けやきだいら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暫くは欅平けやきだいらの古い林道を辿るのであるが、たまに林区署の役人か又は猟師などが入り込む外は、常人の来る所ではないから、道とも判らぬ程荒れに荒れている。
黒部川を遡る (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
この林道のお蔭で祖母谷より下流は、沿岸の通行が楽になったが、それより上流は欅平けやきだいらで林道も尽きているので、盗伐者又は猟師などの外は絶えて通る人もなかった。
黒部峡谷 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)