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橘飩
ふりがな文庫
“橘飩”の読み方と例文
読み方
割合
きんとん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんとん
(逆引き)
僕は蕎麦掻の注文をしてしまって、児島の
橘飩
(
きんとん
)
にも譲らないと思って、ひとりで
可笑
(
おかし
)
がった。暫くは蕎麦の話が栄える。主人も蕎麦掻は食べる。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
卒業の宴会が
松源
(
まつげん
)
という料理屋であった時、
下谷
(
したや
)
一番といわれる美しい芸者の持って来てくれた
橘飩
(
きんとん
)
を、その女の前でゆっくり食べていたというのがその頃の語り草となっていて
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
例之
(
たとへ
)
ば午、吸物摘入、
小蕪菁
(
こかぶ
)
、椎茸、平昆布、
大口魚
(
たら
)
、
鱠
(
なます
)
、千六本貝の柱、猪口はり/\、焼物生鮭粕漬、夕、吸物牡蠣海苔、口取蒲鉾卵
橘飩
(
きんとん
)
青海苔を
塗
(
まぶ
)
したる牛蒡鯛の小串、刺身
比目魚
(
ひらめ
)
黒鰻
(
まぐろ
)
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
橘飩(きんとん)の例文をもっと
(3作品)
見る
橘
漢検準1級
部首:⽊
16画
飩
漢検1級
部首:⾷
13画
“橘”で始まる語句
橘
橘屋
橘南谿
橘媛
橘諸兄
橘樹郡
橘千蔭
橘柚
橘樹
橘姫
“橘飩”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
森鴎外