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樹下
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こした
ふりがな文庫
“
樹下
(
こした
)” の例文
二人はその家を出て
樹下
(
こした
)
の道を辿つて行つた。樟の樹、椿の樹がこんもりとトンネルのやうに茂つて、細い路の先きの先きまで見透される。その路の上をちよこ/\歩いて二三人の人影が見えて来た。
伊良湖の旅
(新字旧仮名)
/
吉江喬松
(著)
せちに行けかし春は桜の
樹下
(
こした
)
みちかなしめりともせちに行けかし
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
槇
(
まき
)
の葉
枯
(
か
)
れたる
樹下
(
こした
)
の
隠沼
(
こもりぬ
)
にて
詩
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
樹下
(
こした
)
より
樹下
(
こした
)
をつたひ
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
かちかちにつぼむ桜の
樹下
(
こした
)
みちしなび
蜜柑
(
みかん
)
を
曳
(
ひ
)
いて通るも
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
▼ もっと見る
樹下
(
こした
)
の墓を横ぎりて
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“樹下”で始まる語句
樹下闇
樹下石上
樹下茂国
樹下道
樹下民部
樹下美人図