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横坐
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よこずわり
ふりがな文庫
“
横坐
(
よこずわり
)” の例文
梓の羽織の袖に、
髷
(
まげ
)
の
摺合
(
すれあ
)
うばかり
附着
(
くッつ
)
いて
横坐
(
よこずわり
)
になったが、
鹿爪
(
しかつめ
)
らしく膝に手を置き、近々と顔を差寄せて
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ありがと。もういいの。」と、美沢の手から団扇を取り上げると、ストンと脚を投げ出し、
横坐
(
よこずわり
)
に坐った。
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「悔しい、悔しい、悔しい、悔しい、
皆
(
みんな
)
で
私
(
わたい
)
を、私をどうするのよ。どうせ死ぬんだから、さあ、殺しておしまいなさいなね、さあ、さあ、」と小供が
捏々
(
だだ
)
をいうごとく、
横坐
(
よこずわり
)
になって
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“横”で始まる語句
横
横町
横柄
横面
横着
横浜
横合
横川
横臥
横腹