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標緻
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きりょう
ふりがな文庫
“
標緻
(
きりょう
)” の例文
さてその紳士その美人を娶れば娶り得るはずだったが、利に走る世の習い、その美人よりも富んでさほどの
標緻
(
きりょう
)
を持たぬ女を
妻
(
めと
)
ったとは、歎息のほかなし。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
他
(
かれ
)
十二分の
標緻
(
きりょう
)
なしといえども持操貞確、
案
(
つくえ
)
を挙げて眉に
斉
(
ひと
)
しくした孟氏の
女
(
むすめ
)
、髪を売って夫を
資
(
たす
)
けた
明智
(
あけち
)
の室、筆を携えて渡しに走った大雅堂の妻もこのようであったかと思わるる。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
緻
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
“標”で始まる語句
標
標榜
標題
標本
標準
標的
標札
標山
標語
標致