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楽師
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がくし
ふりがな文庫
“
楽師
(
がくし
)” の例文
旧字:
樂師
「この小さな
楽師
(
がくし
)
さんは、
雌牛
(
めうし
)
の
価
(
ね
)
が聞きたいというのだ。たいへん大きなやつでなくて、ごくじょうぶで、
乳
(
ちち
)
をたくさん出すのだそうだ」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
三人の
楽師
(
がくし
)
が狭いので壁の上方の差出しの窪みに追い上げられ、そこにおさまって必死になって景気をそえて居た。其の窮屈そうな様子は燕の巣へ人間を入れたようだった。
巴里祭
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
興行場の看板の下の棚の上にはけばけばしい服装をした
楽師
(
がくし
)
たちが押合って身づくろいをしている。われわれは藤村の指揮するままに場内に入って、しばらくのあいだ、玉乗の技をおとなしく見る。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
「あの小さい子は、つかれきっていますわ。さあ、みんな
楽師
(
がくし
)
たちにやるご
祝儀
(
しゅうぎ
)
をね」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“楽師”の意味
《名詞》
楽師(がくし)
音楽の演奏を専門とする人。
律令制において楽生に音楽を教える雅楽寮職員
奏楽を行う宮内庁式部職楽部職員
(出典:Wiktionary)
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“楽”で始まる語句
楽
楽器
楽書
楽屋
楽園
楽隊
楽欲
楽々
楽譜
楽焼