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検束
ふりがな文庫
“検束”のいろいろな読み方と例文
旧字:
檢束
読み方
割合
けんそく
66.7%
だらし
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんそく
(逆引き)
叛乱兵は、一二の下士官をのぞき、二十九日の午後それぞれ原隊に復帰し、
首謀者
(
しゅぼうしゃ
)
将校のうち数名は自決、その他は
検束
(
けんそく
)
されて、ともかくも事件はいちおう終わったのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
「しかし、その奇妙な臓器紛失が、
検束
(
けんそく
)
されていた僕たち社員を救ってくれることになった、僕たちが手を下したものでないことが、その奇妙な犯罪から、逆に証明されたのだ」
俘囚
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
検束(けんそく)の例文をもっと
(2作品)
見る
だらし
(逆引き)
毛の多い、真黒な髪を無造作に束ねて、垢染みた
衣服
(
きもの
)
に細紐の
検束
(
だらし
)
なさ。野良稼ぎもしないから手は荒れてなかつたけれど、踵は嘗て洗つた事のない程黒い。私が入つて行くと
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
検束(だらし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“検束”の意味
《名詞》
検 束(けんそく)
自由な行動を取らせないように他者を抑制すること。束縛。
自らの身を引き締めること。
(法)個人の身体を束縛、警察署へ連行し一時的に留置すること。行政執行法(1948年廃止)で規定された。
(出典:Wiktionary)
検
常用漢字
小5
部首:⽊
12画
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“検”で始まる語句
検
検屍
検非違使
検校
検分
検挙
検見
検査
検覈
検疫
検索の候補
不検束
無検束
“検束”のふりがなが多い著者
下村湖人
石川啄木
海野十三