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棲木
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とまりぎ
ふりがな文庫
“
棲木
(
とまりぎ
)” の例文
船が傾いているために、
檣
(
マスト
)
はずっと遠く水の上へ突き出ていて、檣頭横桁の私の
棲木
(
とまりぎ
)
の下には、湾の水面の他に何もなかった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
レオンハルトは今や
嘻々
(
きき
)
として、自分の聖なる
棲木
(
とまりぎ
)
の上から見おろした世界の美と調和とを述べたてていた。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
棲木
(
とまりぎ
)
の上でピョンピョン跳ね、ドンドン足踏みをして、その場所の軽い木の建造物を文字通りゆすぶる。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
錦
(
にしき
)
の
小禽
(
ことり
)
その
棲木
(
とまりぎ
)
に居眠れば
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
その小鳥は、翼の下に頭をつっ込み、
棲木
(
とまりぎ
)
の上に丸くなりながら、光の中に狂おしく飛び出すことを夢想してみずから慰めていた。本能的な信頼に似た一つの感情から、少年は彼に近づいていった。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
棲
漢検準1級
部首:⽊
12画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“棲”で始まる語句
棲
棲家
棲息
棲処
棲居
棲所
棲巣
棲遅
棲息地
棲主