“梅紅葉”の読み方と例文
読み方割合
うめもみじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋もすぎ、やがて冬も、人目立たない間に、いつか梅紅葉うめもみじ桜紅葉さくらもみじを、しとどに、山荘へ降りこぼしていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
都府楼観音寺唐絵とふろうかんのんじからえと云はんに四ツ目の鐘のはだかなる、報恩寺ほうおんじいらか白地しらじなるぞ屏風びょうぶ立てしやうなり。木立こだち薄く梅紅葉うめもみじせず、三月の末藤にすがりて回廊にむしろを設くるばかり野には心もとまらず……云々うんぬん