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梅幸
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ばいかう
ふりがな文庫
“
梅幸
(
ばいかう
)” の例文
そして神戸
中検
(
なかけん
)
の
梅幸
(
ばいかう
)
、
奈良米
(
ならよね
)
、千代、国子……といつたやうな
妓
(
をんな
)
達と一緒に自動車に乗つて、春先の京都を乗廻したといふ噂が立つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
嘗
(
かつ
)
て或学生の書いた小説の中に、
梅幸
(
ばいかう
)
と云ふ名が、出て来た事がある。
流石
(
さすが
)
、博覧強記を以て自負してゐる先生にも、この名ばかりは何の事だかわからない。
手巾
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
梅幸
(
ばいかう
)
の姿に誰れがいきうつし
人数
(
にんず
)
まばゆき春の灯の街
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
そして出来あがつた上は
太秦
(
うづまさ
)
のそれに
倣
(
なら
)
つて牛祭を催す事に
定
(
き
)
めて、伊原
青々園
(
せい/\ゑん
)
の
祭文
(
さいぶん
)
を、
梅幸
(
ばいかう
)
の振付で、その
往時
(
むかし
)
の
丑之助
(
うしのすけ
)
の名に
因
(
ちな
)
んで菊五郎が踊るのだといふ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
梅
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
“梅幸”で始まる語句
梅幸茶